【仕事で使える英会話】Excelの基本用語から操作説明までを完全解説【便利な英語フレーズ20選】

2021年4月11日

 

こんにちは。会計英語アカデミー運営者のわだけんです。

「海外駐在員の英会話」シリーズでは、イギリス駐在員(TOEIC 900超)がイギリス人ネイティブから学んだ、ビジネス英語・日常英会話をわかりやすく丁寧に解説します。

実際のネイティブとの会話はもちろんのこと、TOEIC・英検対策にも役に立つ内容になっています。

一日10分間の学習でコツコツと語彙を増やし、英語力を伸ばしていきましょう。

Excel操作で役立つ英会話表現

海外拠点の現地スタッフとExcelを使った作業について話すとき、上手くコミュニケーションが取れなくて困った経験はありませんか?

こちらの言いたいことを伝えられても、現地スタッフの英語がよく理解できないこともありますよね。

それはあなたの英語力に問題があるのではなく、Excel操作でよく使われる英語表現に慣れていないだけかもしれません。

イギリス駐在の経験から

実際のリスニングやスピーキングに対応できるようになるには、まずは経験値を積むことが大切です。

シチュエーション別にネイティブの英会話を学習することで、相手の受け答えを予想したり、話す内容を事前に準備したりすることができます。

実際のネイティブの表現が最強の英語教材なのです。それでは早速行ってみましょう!

(なお、Excelの基本用語を日本語で復習したい方は、「Excelを制する者は人生を制す」さんの記事をご覧ください。)

Excelの基本用語

 

まずは、Excelの基本的な必須用語を見ていきます。Excelを英語で説明するうえで必ず出てくるので、しっかり覚えていきましょう。

Excelシートは英語でsheet/worksheet/spreadsheetと呼び、シートの集まりをworkbook(ブック)と呼びます。

Excelの「列」と「行」は、それぞれ英語でcolumn、rowといいます。

A列、B列、C列は、A column, B column, C columnといい、1行、2行、3行は、row No.1, row No.2, row No.3のように表現します。

セルは英語でそのままcellです。「A1セル」は、cell A1と表します。cellは省略しても構いません。

例文紹介

  • Spreadsheets are made up of columns and rows.
    シートは列と行で構成されます。
  • An intersection of a column and a row is called a cell.
    列と行の交差する点はセルと呼ばれます。

Excelの基本操作

 

「〇〇を開く」と言いたいときは、動詞openを使います。

例文紹介

  • open a blank workbook
    空白のブックを開く
  • open a spreadsheet template
    テンプレートを開く

「〇〇をクリック/ダブルクリックする」と言うときは、click/double click on~と表現します。

前置詞onは省略されることもあります。

例文紹介

  • click on the Hone tab
    ホームタブをクリックする
  • double click on an Excel file
    Excelファイルをダブルクリックする

「右クリックする」は、click onの頭にrightを付けて、right click onといいます。

例文紹介

  • right click on the data
    データを右クリックする

セルの範囲を指定するときは、〇〇 through 〇〇といいます。

例えば、「A1からC5まで」と言いたいときは、英語でA1 through C5と表します。

例文紹介

  • select A1 through C5
    A1からC5まで選択する

「A1セルに(データ・文字)を入力する」と言いたいときは、動詞enter/put/typeを使います。セルの前に使う前置詞はin(~の中)です。

例文紹介

  • click on A1 and enter some data
    A1をクリックし、データを入力する
  • type a title in A1
    A1にタイトルを入力する

「キーボードの〇〇キーを押す」と言いたいときは、動詞hit(打つ)もしくはtap(タップする)を使います。ライティングで伝えるときは、press(押す)が適切です。

例文紹介

  • Hit Enter after typing numbers in A1.
    A1に数値を入力した後、Enterキーを押します。
  • To move to the next cell, hit Tab.
    次のセルに移動するために、Tabキーを押します。

スピーキングでは動詞hit/tapを使わず、Enter/Return・Tabなどの名前自体を動詞として使うこともできます。

また、「〇〇キーを押しながら、〇〇キーを押す」と言いたいときは、hold〇〇and hit〇〇を使って表現します。

例文紹介

  • To move back, hold Shift and hit Enter.
    前に移動するには、Shiftキーを押しながら、Enterキーを押す。

慣れてきたら動詞hold/hitを使わずに、単純にShift Enterと言っても通じます。holdすべきキーを先に、hitすべきキーは後に言います。

ドラッグしてセルの範囲指定するための操作は、click and dragといいます。

例文紹介

  • click and drag to cover all the content of the spreadsheet
    シートの内容をすべてカバーするようにセルをクリック&ドラッグする
  • select a range of cells by clicking and dragging.
    クリック&ドラッグでセルの範囲を選択する

Excelの画面を拡大もしくは縮小するといいたい場合は、動詞zoom in/outを使います。

例文紹介

  • To zoom in and out, hold Ctrl and scroll mouse wheel.
    拡大や縮小をするには、Ctrlキーを押しながらマウスホイールを動かす。

列や行の幅を広げる動作は、stretch out(伸ばす)を使って表現します。

例文紹介

  • To stretch out a column, put your mouse between the two columns right on the line. When your cursor changes into a double sided arrow, click and drag.
    列の幅を広げるには、2つの列の線上にマウスを合わせます。カーソルが両矢印になったら、クリック&ドラッグをします。

元に戻すことは、undoといいます。

例文紹介

  • To undo an action, press Ctrl+Z.
    操作を元に戻すには、Ctrl+Zを押します。

数式(formula)を作成/入力することは、create/enter/put in/input a formulaと表現します。

関数は英語でfunctionなので、「関数を入力する」はenter a functionです。

例文紹介

  • Enter the SUM function to add up numbers, columns and rows in Excel.
    Excelで数値や列、行を合計するために、SUM関数を入力します。

保存するといいたいときは、save a document/fileと表現します。

例文紹介

  • Ctrl+S is used to save a document/file.
    Ctrl+Sはドキュメント/ファイルの保存に使用します。

学習の最後に

 

英語力の土台にあるのは『語彙力の強化』です。語彙力を強化すれば、「読む・聞く・話す・書く」のすべての能力が底上げされます。

「塵も積もれば山となる」です。一緒にコツコツ頑張っていきましょう。