こんちには。会計英語アカデミー運営者のわだけんです。
本日は「学生時代に学んだ英語を忘れてしまった...。大人になって英語を学び直したいんですが、どうしたらいいですか?」という読者の疑問に答えます。
結論:英検を受けてください。読む、聞く、書く、話すの4技能がバランスよく身につきます。そして、最後に英検対策におすすめの教材を教えます。
「英検?この年齢で今さら試験なんて...。」と思った方もいるでしょう。
本日の記事では「大人の学び直しに英検がいい理由」と「英検おすすめの教材」をイギリス駐在員の私が解説します。
英検が大人の英語学習にいい理由
英検はゴールが決まっている
学生時代に頑張った英語学習は、今でも続いていますか?
英語を使う仕事をしている人でなければ、答えがNoという方は多いでしょう。
自分を変えようと書店の英語関連本を買ったけど、休みの日になかなか勉強が進まないこともありますよね。
なぜやる気はあるのに勉強が進まないのだろうと疑問に思ったことはありませんか?
それは、あなたが怠惰だからではありません。
英語学習が進まないのは、「目標」がないからです。
人は「目標」がないと行動しない生き物です。
そして、その「目標」は「抽象的」であるほど長続きしません。
「大人になっても英語を学び直したい。英語ができるようになりたい。」という漠然とした思いは、行動を起こすには動機が弱いのです。
つまり、自分を動かすには、具体的な目標を決めることが大切なのです。
英検は、「級(レベル)」「学習範囲」「試験日」が決まっている試験です。
このように、具体的なゴールが決まっていることが大切です。
さらに試しに英検に申し込むと、勝手に体が英語勉強モードに切り替わります。
英語勉強モードになるのは、試験代のお金を無駄にしたくないという思いからです。
つまり、英検という「目標を明確にする」ことで「行動」を起こしやすくなり、「実際に試験に申し込む」ことで「自分が努力せざるを得ない」環境を作りましょう。
英検は4技能を鍛える優れた試験
最近は、ビジネス界でTOEICが人気ですね。
確かに、就職や転職、キャリアアップにTOEICの点数は必要です。(関連記事:【海外駐在員おすすめ】就職や転職、キャリアアップに有利な資格ランキング|TOEIC・英検・簿記・USCPA)
ただ、TOEICは基本的にリーディングとリスニングを評価する試験です。
スピーキングやライティングもありますが、1度の試験で総合的な判定はしてくれません。
また、TOEICは扱う内容がビジネスに偏っています。
したがって、TOEICは「就職・転職のため」と割り切って勉強するものだと考えます。
一方、英検は、「読む、聞く、書く、話す」の総合的な英語を測るための試験として優秀です。
英検の扱う内容は、教育や文化、科学、医療、テクノロジーまで多岐にわたります。過去問を見ればわかりますが、結構面白い問題を扱っています。
この「面白い問題を扱っている」というのはとても大切です。「問題を解いていて楽しい」に繋がるからです。
そして、「問題を解いていて楽しい」は、英語学習のモチベーション維持に直結します。
私自身は大学時代に英検を受けました。1年間のアメリカ留学を終えた後です。
「アメリカ留学したら英検なんて不要でしょ」と思う方もいるかもしれません。
でも実際、英検対策を通して、語彙、文法、長文読解、リスニング、論理的文章の作り方を「理屈」で学びました。
自分では「分かったつもり」になっていた部分を集中的に補強したのです。
そして当時の英検で得た学びは、イギリス駐在の英語スキルの土台になっています。
この経験から断言できることは「何も行動しないより絶対英検を受けた方が英語力は上がる」ということです。
さらに、英検は有効期限がないので、一度合格したら一生ものですよね。
人に合格を報告できるので、モチベーションを維持しやすいという強みがあります。
3級→準2級→2級→準1級とステップアップするごとに、英語に対してだんだん自信がついてきます。
成功体験を繰り返すことで、英語が「苦手」から「得意」に変わっていくのです。
ここまで読んで「でも私、英語は本当に初心者だから..。英検はちょっと...。」と思った方がいるかもしれません。
今、あなたが英語の初心者であったとしても全然問題ないんです。
次の「英語学習ツール」を使って本気で取り組めば、誰でも学校英語をしっかり覚えるまで継続して学習できます。
おすすめの英語教材
私のおすすめの英検教材は、旺文社 英検ネットドリルです。
「英検(R)」ネットドリルは、「英検でる順パス単」「英検予想問題ドリル」「英検全問題集及びCD」全24種類の教材がまるごと収録されたパッケージ教材です。
タブレットPCとパソコン両方で学べるデジタル教材なので、24時間いつでもどこでも学ぶことができます。
「英検(R)」ネットドリルは以下の機能がそろっており、CDを聴いたり解答・解説集を見る手間が省け、学習効率が非常に高いです。
- 和訳のワンクリック表示
- 発音及び聴解問題のワンクリック視聴
- 演習問題の自動正誤判定
- 解答・解説の自動表示
- 意味の解らない単語にカーソルを当てると英単語の意味が表示される辞書機能
- 一度間違えた問題を効率よく復習できる弱点チェック
これだけの機能がそろって価格は7,700~13,200円(税込み)と非常にお得です。
学校英語を始める方は「英検(R)」ネットドリルが断トツおすすめですね。
「英検(R)」5級 | 7,700円 |
「英検(R)」4級 | 8,800円 |
「英検(R)」3級 | 9,900円 |
「英検(R)」準2級 | 11,000円 |
「英検(R)」2級 | 11,000円 |
「英検(R)」準1級 | 13,200円 |
また、もちろん英検対策だけではなく、英語の総合力アップに効果的な機能があります。
- 単語の効率的な学習
- リスニングの集中的な訓練
- 長文読解を素早く身につけるトレーニング
1万円前後で英語学習教材を一本化できるのは魅力的ですよね。
私の大学時代は、対策本をバラバラと何冊も何冊も購入しました...。今から英検を受ける人は羨ましい限りです。
みなさんの英語学習が上手く行くことを心から願っています。