こんにちは。イギリス駐在員でアラサーのわだけんです。
社会人になったら忙しくて自分の時間が短くなっちゃうよな。でもやりたいことが見つからない…。卒業までに大学生がやるべきことってなんだろう。
本日の記事では、このような悩みをもつ大学生に、社会人になって後悔しないために大学生が卒業までにやるべきことランキングを発表します。
私が周りの社会人(先輩・同期・後輩)からよく聞く大学時代の後悔をもとに作成しています。
なお、このランキングは文系・理系問わずすべての大学生に当てはまります。これから何をしようか悩んでいる人に少しでも参考になったら嬉しいです。
第1位:海外旅行
大学生が卒業までにやっておくべきこと、まず外せないのは「海外旅行」です。
社会人になって働き始めると圧倒的に時間が無くなります。
会社から給与をもらうようになるので、アルバイトをしていた学生のころは考えられなかった買い物ができるくらいにお金は増えるのですが、なんせまとまった時間がありません。
もちろん業界や会社にもよりますが、ほとんどの社会人は平日は朝起きて仕事に行き終わったら家に帰って寝るだけの生活を送ることになります。
平日に待ち焦がれた土日は、平日の疲れを癒すために昼近くまで寝たり、一日中家でだらだら過ごすことに時間を使います。
学生の時は「こんな社会人になりたくない」と思うものですが、いざ働き始めると多くはこんな社会人になっちゃいます。
まとまった休暇が取れるのは「ゴールデンウィーク」「夏季休暇」「シルバーウィーク」「正月休み」くらいです。
このような時期に海外旅行に行こうと考える人は多いので、長期休暇の海外旅行は値段が跳ね上がるうえに観光客が多くすぐ疲れ果て「こんなはずじゃなかった」となってしまいます。
私が大学生の頃の自分にメッセージを送れるとするなら、間違いなく「海外旅行に行っとけ」と伝えるでしょう。
また、海外で未知の体験や異文化交流を素のままで大いに楽しめるのは学生のうちだけです。
海外の面白くて個性的な祭りへの参加、世界的なスポーツ大会の観戦、地元のバーで朝まで外国人と交流、砂漠でラクダに乗る、南米やアフリカなど遠くの地域を探索するなど、学生のうちにしか楽しめないことはいっぱいあります。
もちろん社会人になっても海外旅行に行けますが、「日頃の疲れを癒すためのバカンス」がその中心となります。
み~んなが行くような超有名な世界遺産に行き、ビーチでゆっくり過ごし、評判のいいレストランで優雅に食事を楽しむということです。
日本の長期休みに海外旅行に行くので周りには日本人がいっぱいいます。
それも悪くはないのですが、学生の余りあるエネルギーを使って旅行という名の「冒険」をするのとは全然違います。
自分だけの旅行計画を立てて海外で冒険を楽しめるのは大学生のうちだけです。
行動を起こそうか迷っている方は、社会人になって後悔しないためにも今一番興味のある国に行ってみましょう。
思い立ったが吉日です。航空チケットとホテルを予約してしまえば、当日旅行に行くしかなくなります。おすすめの旅行会社を紹介しておきますね。
大手旅行会社の
◆関連記事◆【体験談】初めての海外ひとり旅〜大人になって海外を冒険したい人に送る唯一でシンプルなアドバイス〜
第2位:資産運用の勉強
2022年10月、円相場は1ドル=148円台後半まで値下がりして、およそ32年ぶりの円安水準を更新しました。(ご参考:NHK記事)
海外のあらゆる地域が歴史的なインフレを記録する中、円安の加速によってさらに原材料や輸入製品が値上がりしており、日本にもインフレの波が押し寄せています。これは当然ながら日本人の生活費に重く圧し掛かってきます。
一方給与はというと、ここ何十年も海外に比べてほとんど上昇していないにもかかわらず、社会保障の負担率は上がる一方であり、実質的な手取りは減少傾向にあります。(ご参考:ダイヤモンドOnline)
日本がこんな状態であっても大学生であれば危機感はおぼえないですよね。私が大学生の頃から不況不況言われていましたが「ふ~ん。でも結局、日本政府がなんとかしてくれるでしょ。」と当時はのんきに考えていました。
しかし社会人になってみると全然感じ方が変わります。
毎月の給与からとんでもない額の社会保険料が引かれていて度肝を抜かれます。「え、手取りってこんなに少ないの?」とビックリします。(周りの同期も同じ反応でした)
この時、日本政府はなんとかしてくれないことに気づきます。自分の老後、マジでめちゃくちゃ心配になります。
自分の身は自分で守る、自分の老後資金は自分で用意する、他力本願でいてはダメということに気づきます。
でも社会人になって仕事が忙しくなると目の前の業務で精一杯になり、遠い将来の老後資金のことまで考える余裕がなくなります。
そもそも「資産運用」を中心としたお金の勉強には難しい印象があり、今じゃなくても大丈夫と自分に言い聞かせて行動を先延ばしにしがちです。
そんな状態で資産運用の勉強すら全然していない社会人は周りにいっぱいいます。
でも、言わせてください。今すぐ資産運用の勉強を始めないと後悔します。
資産運用はリスクを取って投資をすることでリターンを得て資産を効率的に増やしていくことを指します。
勉強すればすぐたどり着く答えですが、資産運用の肝はズバリ「長期・分散・低コスト」です。
詐欺師以外のまともな資産運用のプロであれば、必ずと言っていいほどこの大原則を強調してきます。
私は学生時代にファイナンス専攻の資産運用を独学した友人から色々学びましたが、そのような機会がなければきちんと資産運用を学ぼうとしなかったでしょう。
なるべく早いうちに資産運用を学べば、「長期・分散・低コスト」のうち、「長期」の部分でめちゃくちゃ有利になります。
詳しいことは割愛しますが、投資期間が長ければ長いほど資産運用では圧倒的に有利です。
少額からでも全然いいので、学生のうちから投資を始めるべきです。
これは大学生の私に伝えたいこと個人的第1位です。(投資に嫌悪感のある人もいるので控えめに2位にしましたが。)
とはいえ、知識がなければ資産運用は怖くて始められません。
変なサイトに誘導されて「レバレッジ」「FX」「仮想通貨」などに大金を放り込んだら、投資人生最悪のスタートになり得ます。(気をつけてくださいね。)
お金の勉強の初心者であれば、第一歩として、実績と信頼のあるプロから教養として「資産運用のいろは」を教えてもらうのがベストです。
今から紹介するのは、特定の商品を売りつける怪しいセミナーではなく、資産運用の基礎・基本を教えてくれる初心者向けの良心的な入門セミナーです。
「資産運用とは何か」を知ることが出来るので、無料体験講座だけでも試してみる価値はありますよ。
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- マネユニ・アカデミー「米国株コース」
・・・大手のマネックス証券が提供するゼロから学べる「米国株コース」。無料の体験講座では、米国株の魅力や企業分析に必要なエッセンスなどを凝縮して解説しています。
本を黙々と読んで勉強するほうが好きという大学生向けに、Amazonで購入できる有名な投資のバイブルを2冊貼っておきます。
ボリュームは結構あるので、まとまった時間に気合を入れて読んでくださいね。
投資の原則「長期・分散・低コスト」を既に知っていて、上級者向けの資産運用本を探している大学生には、アセットアロケーションの最適化 ポートフォリオの構築とメンテナンスのための統合的アプローチがおすすめです。
第3位:英語学習
大学生のうちにやるべきこと第3位は「英語学習」です。
高校までのリーディングやリスニング、ライティングを中心とした受験英語ではなく、スピーキングを中心とした日常英語・ビジネス英語を勉強しましょう。(もちろん受験英語の基礎ができている前提です。)
国内マーケットは人口減少により縮小傾向にあるため、多くの日系企業は海外での売り上げを伸ばそうと考えています。
実際就職して働き始めると分かりますが、文系・理系問わず英語を使って仕事をすることはたびたびあります。その時に求められるのは「英語運用能力」です。
英語を使って仕事をするのですから、「読めればいい」「(ポイントを押さえて)書ければいい」というレベルでは足りません。
ビジネスに相応しい丁寧な英語表現はもちろんのこと、相手にきちんと意図が伝わるような幅広いボキャブラリーと文章構成能力を磨く必要があります。
そのため、海外売上比率が高いグローバル企業への就職を目指している大学生は特に、本腰を入れて英語を学ぶといいでしょう。
就活で求められるTOEICだけ頑張ればいいのでは?入社後に本格的に英語やればいいじゃん。
そう考える大学生もいるかもしれません。確かに、TOEICで高得点を取れば就活で有利にはなります。働き始めてから仕事に関係のある英語だけ学べばいいと考えるかもしれません。
でも社会人になったら分かりますが、休日は仕事の疲れでまったく勉強する気にならないのが普通です。
大学生の方が明らかに時間があるのですから、今のうちに英語を頑張って他の同級生に差をつけておくのが賢明でしょう。
英語の勉強法に関しては、たくさん記事を書いているので下記参考にしてください。
あわせて読みたい
他にも英語学習法・英語教材が知りたい方は、サイトカテゴリー英語学習法からどうぞ。
第4位:在宅ワーク
大学生の中には将来なりたいものがないという人も少なからずいると思います。
それは「自分が何を楽しいと感じるか知らない」「自分が何に向いているか分からない」というのが主な原因です。
楽しいこと・向いていることは突然天から降ってくるものではなく、「経験を通して体で理解すること」だと個人的には思います。
そのため、自分を知るという意味でも始めはなんでも経験を積むことが大切です。
特に自分のスキル(特技)を報酬に変える経験が大切で、これは将来の職業選択にも影響を与える可能性があります。
もちろん、バイトを複数申し込んで掛け持ちすることも面白いですが、今の時代は在宅ワークで自分の好きな時間に自由に働くスタイルが流行っています。
流行っていると書きましたが、これはもはや不可逆的な時代の流れだと思います。
有難いことに、今はインターネットが在宅ワークを始めやすいように、様々なプラットフォームを用意してくれています。(いい時代になりましたね。)
以下のようなプラットフォームに登録して、面白そうな仕事を引き受けてみましょう。
- Bizseek (ビズシーク)・・・業界手数料最安の在宅ワークサービス。フリーランスとしてWebデザイン、システム開発、翻訳、ライター、事務作業などの仕事を受注できます。働き方を選べる今の時代を象徴するようなサービスです。
- 翻訳者ネットワーク「アメリア」・・・利用企業は600社以上、年間の求人件数は1,500件以上。掲載する求人の約3割は未経験でも応募可能で、未経験者が始めやすい翻訳プラットフォームです。
長期契約のものもありますが、ほとんどは単発の仕事で学業のスキマ時間にこなせるものばかりです。
場所や時間を選ばずに仕事ができて報酬と経験が手に入る今の時代を象徴するサービスですね。
最初は未経験のため報酬は少なくなりますが、上手く行けばアルバイト以上に学費や一人暮らしの生活費の足しになります。
また、若いうちから早めに在宅ワークで実績を作れば、社会人になっても副業として続けることでダブルインカムが狙えます。
学業や研究、大学のサークル活動以外に時間の余裕のある人は、ぜひ在宅ワークに挑戦してみましょう。
第5位:難関資格の取得
既に将来○○になりたいという夢が決まっている人は、その夢を叶えるための難関資格を取得しましょう。
弁護士、公認会計士、税理士、社労士、中小企業診断士などの難関資格は、社会人が仕事や家庭と両立しながら取得するのは至難の業です。
大学生の早いうちから大手の専門学校を利用して勉強に打ち込むのが賢明です。
なんとなくお堅い安定した士業に憧れるな~という人は、大手の専門学校から興味のある資格の資料請求をして情報収集をするのがおすすめです。
専門学校からの資料には、その資格のメリット・難易度・学習範囲・勉強時間・費用などの情報が網羅的に載っています。
会計×英語の国際資格「米国公認会計士(USCPA)」に興味のある人は、大手予備校のアビタスの資料請求(Webパンフレット)やWebセミナーを利用して情報収集するのがおすすめです。【無料】
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番外編:簿記の勉強
「難関資格なんて自分には無理!」という方には、もっと気軽に始められる簿記の学習がおすすめです。
特に、将来なんとなく会社で事務員として働くイメージを持っているのであれば、簿記の知識は持っておいて損はありません。
就職・転職市場では簿記の資格があるだけで、書類選考や面接を有利に進められます。
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今後の簿記検定はオンライン講座で短期合格をする人が続出する予感がします。
最後に
いかがでしたか?この記事が少しでも大学生の皆さんの役に立ったら嬉しいです。
よく言われることなので敢えてランキングには入れなかったのですが、読書の習慣は大学生のうちから身につけた方がいいと思います。
Kindle Unlimitedに加入すると、ヘミングウェイの「老人と海」を始めとした世界的な古典の多くが無料で読めるようになるのでおすすめですよ。