こんにちは。イギリス駐在員のわだけんです。
本日の記事では、旅行経験の豊富な私が「アメリカ旅行の必需品や持って行くと便利な持ち物は何？」という読者の疑問に答えます。
なお、国内旅行の必需品・便利な持ち物と重複しそうな日用品は除き、あまり海外に行かない人が「アメリカ旅行に持って行けばよかった！」と後悔しそうなもの33個に厳選しています。
アメリカ旅行の必需品
海外旅行の必需品・便利な持ち物
まずは海外旅行に行くときに共通の必需品や便利な持ち物をまとめて紹介します。
各リストの詳しい説明は、ヨーロッパ旅行の必需品と便利な持ち物を海外39か国訪問した旅好きが徹底解説を参考にしてくださいね。
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ヨーロッパ旅行の必需品と便利な持ち物28選を海外39か国訪問した旅好きが徹底解説
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海外旅行の必需品リスト
- パスポートと航空券（＋控えのコピー）・・・移動の節目で手元にあることを必ずチェックしてください。
- 防犯リュックサック・・・海外は日本より窃盗やスリが多いです。対刃物素材で隠しポケットのある防犯対策MAXの防犯リュックを持って行きましょう。例）FENRUIENの防犯リュック 荷物が少ない人はセキュリティポーチでもOK。
- 自転車のワイヤー錠・・・スーツケースとバス・電車の手すりを繋いで窃盗を防ぎます。これで長期移動中も安心して寝られます。例）ブリヂストン ワイヤー錠
- 大型スーツケース・・・海外用のスーツケースは、大型・軽い・耐久性が高い・走行音が静か・荷崩れ防止機能があるものがベストです。例）サムソナイト
- モバイルバッテリー・・・スマホの電源切れは命取りに。海外で迷子は本当に危ないので、薄型で大容量のAnker PowerCore Slim 10000を持っておきましょう。
- 海外保険付きクレジットカード・・・世界で最も利用できる「Mastercard」「Visa」で海外保険付きのクレジットカードを携帯してください。例）年会費無料の楽天カード、横浜インビテーションカード
- 現金・キャッシュ・・・少なくとも自営業の小さい店、駐車場、コインロッカー、チップで現金が必要です。特にアメリカはチップ社会なので1ドル紙幣は多めに準備しておきましょう。
- SIMカードor海外WiFiレンタル・・・AmazonでSIMカードを購入すれば現地のインターネットには困りません。SIMカードの設定が面倒な人は、海外WiFiレンタル【GLOBAL WiFi】に申し込んでおきます。日本の空港や郵送でWiFiルーターを受取り、現地到着後すぐインターネットに接続できます。
- 常用薬・・・毎日飲んでいる薬を忘れないでください。急な体調不良に備えて、お守り代わりに葛根湯を持っておくといいです。酔いやすい人はアネロンニスキャップもあると便利です。
- Google MapとMaps.Me・・・移動手段を調べるときの最強アプリGoogle Mapとオフラインで地図が使えるMaps.Meをダウンロードしておきましょう。
- 旅行用洗濯袋と洗濯洗剤・・・1週間以上の海外旅行では途中で洗濯物を洗った方が清潔で気持ちがいいです。旅行用洗濯袋を使えば3分程度でサッと洗濯できます。
- 携帯ウォシュレット・・・海外ウォシュレットなしトイレがキツイ人には必需品です。ノズルが長くてサッと使えるTOTO 携帯ウォシュレットがおすすめです。
- ネックピロー＆アイマスク＆耳栓・・・飛行機でぐっすり眠るための3点セット。低反発ウレタン素材のCALMOON ネックピローは「包まれている感」があって超おすすめです。
- 旅行用圧縮袋・・・衣類スペースを50%減らすなら圧縮袋が使えます。YKKファスナーを使用した旅行用圧縮袋なら、セパレート内部構造のおかげで使用前の衣類と使用後の衣類を分けられて衛生的です。
- 洗面用具（トラベルセット）・・・海外のホテルでは基本的に無料のアメニティは置いていません。全身ソープ1本しかないので、歯ブラシ、歯磨き粉、ボディタオル、シャンプーを含めたトラベルセットは必需品です。
- エコバッグ・・・海外旅行は外食が多く栄養が偏りがちです。近くのスーパーで野菜や果物を買って持ち帰るためのエコバッグが便利ですよ。
海外旅行の便利な持ち物リスト
- GoPro・・・巨大な遺跡や建築物、世界遺産のありのまま撮影したい人向け。
- Apple AirPods・・・飛行機など長距離移動を静かに過ごしたい人向け。
- るるぶ（観光雑誌）・・・旅行先の国の歴史や文化を勉強すると、街歩きや食事、芸術・文化施設での「面白い発見」が増えます。Kindle Unlimitedに加入すると、るるぶをはじめ複数の観光書籍が無料で読めるようになりますよ。
- AI通訳機・・・外国語が得意でない人はポケトークを持っておくと、現地の人とコミュニケーションを楽しめます。世界70言語に対応する最新のAI翻訳機は要チェックです。
- スリッパ・・・一般的な海外のホテルにスリッパはありません。清掃員が土足で掃除した床を靴下や素足で移動したくない人はスリッパを持参すべしです。
- 和食の詰め合わせ・・・日本食が恋しくなった時のために、サトウのごはん、インスタント味噌汁、お惣菜の詰め合わせ、青魚の煮付けセット、カップヌードルシリーズなどを持って行くと便利です。Amazonで安く買えます。
- ヒートテック（寒い地域）・・・寒い時期・地域に旅行に行くと、冬用の衣類でスーツケースが溢れます。生地の薄いヒートテックがコンパクトで便利です。例）帝人あったかタートルネック、あったかタイツ、爆熱ソックス
- 保湿クリーム（硬水の地域）・・・肌が弱い人は海外の水が合わずカサカサになることがあります。お気に入りの保湿クリームを持って行きましょう。例）無印良品 保湿クリーム
- サングラス・・・夏にリゾートに行く人やレンタカーをする人向け。
アメリカ旅行で特別に持って行く必要のあるもの
ESTA(エスタ)
アメリカに観光目的のビザなしで入国する（ビザ免除プログラムを利用する）には、電子渡航認証システム「通称：ESTA(エスタ)」に申請して電子渡航認証を受ける必要があります。
アメリカに観光等の90日以内の滞在目的で旅行する場合、ビザは免除されるのですが、アメリカ行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けなければならないということです。
ESTAは通常一度認証されると2年間有効で、米国への複数回の渡航が可能です。
ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になるので注意が必要です。
2009年に同時多発テロ事件を受けてオバマ元大統領の時代に導入された制度ですね。
ESTAは航空券予約時か、少なくとも渡米日の72時間以上前に申請しておきましょう。
さらなる注意点として、本来であればESTA申請料は21米ドルで済みますが、日本語の代行業者によるサイトから申請すると高額な手数料を加算されて合計8000円以上取られます。
また、代行業者のサイトが偽サイトであるリスクもあるので、ESTA申請はアメリカの公式サイトから申し込むのがおすすめです。
英語で作業する必要はありますが、大した情報は入力しないので難易度は高くありません。
質問の意味が分からなければ、DeepL翻訳を使って読み進められます。
事前にアメリカ大使館・領事館のYouTube動画を見ておくと、スムーズに申請が進められておすすめです。
ESTA申請の公式サイト＞＞https://esta.cbp.dhs.gov/
有効なCOVID-19ワクチン接種証明書
アメリカへの渡航者は、アメリカ行きの飛行機に搭乗する前に、COVID-19ワクチン接種を完了した証明を提出することが必要となります。（米国市民、米国永住者及び移民ビザ所持者を除く）
ワクチン接種証明は、デジタルでも紙面でも問題ないので、念のため両方準備しておきましょう。
細かいルールに関しては、在日米国大使館・領事館の公式サイトに書いてあるので、渡航までにしっかりと目を通しておくことをおすすめします。
宣誓書（Attestation）
アメリカに入国する2歳以上の渡航者は「有効なワクチンを完全接種したこと」または「ワクチン接種をしていない正当な理由」の宣誓を行った宣誓書（Attestation）を搭乗便のチェックイン時に航空会社に提出する必要があります。（米国市民、米国永住者及び移民ビザ所持者を除く）
アメリカは入国に様々な手続きがいるので面倒くさいですよね。
宣誓書の提出方法は、「アメリカ入国・渡航時の必要書類、宣誓書の書き方と記入例」に丁寧な解説があるので参考にするといいと思います。
宣誓書の公式サイト＞＞https://www.cdc.gov/quarantine/order-safe-travel.html
TSAロック付きのスーツケース
アメリカ行きの飛行機に荷物を預け入れる場合、スーツケースには鍵をかけないか、鍵を掛ける場合はTSAロック対応の鍵をかけることが義務付けられています。
アメリカの職員は怪しいスーツケースをスキャンした場合、その中身を目視検査するためスーツケースや鍵を合法的に破壊することが許されています。
持ち主はスーツケースや鍵が壊れてしまっても、修理や買い替えは全て自己負担というビックリなルールが運用されているんです。
スーツケースに鍵をかけずに空港に預けるのは、正直盗難被害に遭いそうで不安ですよね。
アメリカの犯罪発生率は日本より圧倒的に高いのでやめた方がいいと思います。
スーツケースがTSAロック対応であれば、アメリカ職員はTSAロック解除キーを使って、スーツケースや鍵を破壊することなく中身をチェックします。
そのため、自分のスーツケースを職員に破壊されないよう、TSAロック付きのスーツケースを持って行くのがおすすめです。
どのTSAロック付きスーツケースにするか迷っている方は、「大型・軽い・耐久性が高い・走行音が静か・荷崩れ防止機能あり」のサムソナイトが便利ですよ。
旅行に必要な最低限の英語力
本場のアメリカ人は話すのが本当に速いです。学校で習った英語のように「ゆっくりはっきり」話してはくれません。
また、肌感覚ではイギリスと比べても速く話す人が多いと思います。
アメリカで有名なインタビュー番組「The Jonathan Ross Show」でイギリス人女優とアメリカ人司会者の会話を聞いてもらえば、そのスピードの違いを実感できます。
ほとんどの日本人は英語で苦労した経験があるので、外国人観光客に対してゆっくり話しますよね。
しかし、アメリカは移民の国なので英語を話すのが当たり前であり、外国人観光客にも容赦ないスピードで話します。
そのためアメリカ旅行を100％楽しむなら「旅行に必要な最低限の英語力」は持っておいたほうがいいでしょう。
例えば「超図解 3分英会話フレーズ1500」という本を読めば、基本会話・日常会話・海外旅行・日本紹介などあらゆるシーンを全てイラスト化しており、リアルな状況を思い浮かべながら英会話フレーズを覚えることができます。
この本はネイティブが使う自然な英語を厳選しているので、本当に実際に使える英語フレーズばかり学べるのが特徴です。
2023年4月現在、Kindle Unlimitedに加入することで無料で読めるようになりますよ。
機内にこの本を持ち込んで集中して勉強すれば、日本・アメリカ間の長いフライト時間を有効活用することができておすすめです。
ゴアテックス（大自然を訪れる人向け）
イエローストン国立公園、ヨセミテ国立公園、デスバレー国立公園、グランドキャニオン、グレイシャー国立公園などの大自然を見に行く人は、アウターに気を遣った方が絶対にいいです。
個人的には、防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね備えたクレストクライマー ジャケット ゴアテックスが一押しですね。
しっかりとした素材なのに軽い着け心地でびっくりしますよ。
フード付きなので、雨が降っていも風が強く吹いていても、雄大な自然をストレスなくそのまま楽しめます。
断熱水筒（大自然を訪れる人向け）
アメリカの雄大な大自然の中で一息つくときに活躍するのが保温・保冷に優れた断熱水筒です。
そこらへんに売っているマイボトルとは全然違います。
ホットは12時間、コールド24時間の長時間保温効果があり、1000mlの大容量のためアウトドア、ハイキング、キャンプで大活躍します。
大容量のため重いのが唯一の難点ですが、体力に自信のある人はアウトドアで持参すると便利です。
最後に
アメリカ旅行の便利な持ち物33選はいかがでしたか？
この記事がこれからアメリカ旅行に行く人の参考になったら幸いです。