こんにちは。イギリス駐在員のわだけんです。
本日の記事では、ブダペスト(ドナウの真珠)の旅行に関する基本情報とおすすめ観光スポット7選をご紹介します。
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目次
ブダペスト旅行の基本情報
概要
ブダペストは西暦1000年に建国したハンガリーの首都で、ドナウ川と優雅な建築群が観光名所となっています。
ハンガリーという呼び方は英語での呼び方で、ハンガリー語(マジャール語)での国の名前は「マジャール」になります。
日本のことを英語でJapanといいますが、日本語では「日本」と呼ぶのと同じです。
ブダペストの観光日数は、基本的に2泊3日あれば主な見どころをすべて周ることができます。
観光名所はドナウ川の西側にあるブダ地区と、東側にあるペスト地区に分かれており、地下鉄、バス、徒歩で移動することになります。
英語は、空港、ホテル、観光名所、レストランどこでも通じるので安心してください。
街の治安はよく、ゴミはほとんど落ちていません。
ヨーロッパの中では物価も安く、比較的に観光しやすい国であるといえます。
食事
ブダペストは美食の街としても有名で、農業大国であるハンガリーの名物料理といえば「フォアグラ」です。
中央市場ではフォアグラが売っていて、地元の人はよくここでフォアグラを買うようです。
小さい缶に詰まったフォアグラのお値段はひとつ6,000円くらいです。
世界三大珍味と呼ばれるだけあって値段が高いですね。。。
観光客はブダペストのレストランの至る所でフォアグラを堪能できますよ。
フォアグラはフランス料理として有名ですが、実はフランス産の大半はハンガリーで育てられたガチョウです。
最後の数週間だけガチョウをフランスに移動させてフランス産と呼んでいるのです。面白いですよね。
また、ハンガリーはパプリカ料理も有名で、フレッシュさがあってとても美味しいです。
炒めた玉ねぎにパプリカを加えて鶏肉とジャガイモを煮込んだ料理がよかったですね。
ハンガリーの伝統スイーツには「チムニー・ケーキ」があります。
チムニー・ケーキは煙突のような筒状のスイーツで、チムニー・ケーキ専用の機械で焼いた
表面がカリッと香ばしく中はもっちりした、パンのようなケーキです。
とっても美味しいので現地でぜひ食べてみてくださいね!
地下鉄
ブダペストの地下鉄には4つの路線がありますが、車体が小さくて黄色い1号線は1896年に開業したヨーロッパ大陸で最も古い地下鉄で、世界でも3番目に古いです。
そして世界で唯一、地下鉄が世界遺産に登録されています!
機会があればぜひブダペストの地下鉄に乗ってみてください。
おすすめの観光スポット7選
ペスト地区:国会議事堂
ブダペストの国会議事堂は、世界で一番美しい国会議事堂と呼ばれており、17年の歳月をかけて1902年に完成しました。
長さ268m、高さ96mの建物で、高さ96mはマジャール人がこの地に定住した896年に由来しています。
国会議事堂の内部見学はツアーの予約が必要で、当日券は売り切れの場合が多いため、事前にオンラインで購入するのがおすすめです。
また、チケットは紙で印刷する必要がありますので、国会議事堂に来る前に印刷しておきましょう。(2023年現在)
チケット代には音声ガイドが含まれていますが、残念ながら日本語のガイドはありません。
見学ツアーの参加人数は毎回40人程度で、スタッフが見学グループを先導していきます。
見所である大階段や議会ホールを見学するには基本的に階段を上っていきますが、エレベーターを使うこともできます。
足腰に不安がある方はスタッフに「エレベーターを利用したい」と伝えてください。
国会議事堂正面の大階段は「The Grand Stairway」と呼ばれています。
赤い絨毯が敷き詰められた、96段の階段が見事で、この96段はマジャール人がこの地に定住した896年に由来しています。
ツアーの最大の見所は「議会ホール」で、1945年まで上院議会として使われており、現在は国際的な会議が不定期で開催されています。
議会ホールのパネルは金で装飾され、椅子と机は馬の蹄の形に並んでいます。
座席には投票ボタンが設置されているので、椅子に座ったまま採決を取ることが可能です。
約1時間のツアーは非常に満足度が高くておすすめです。ぜひ現地で参加してみてくださいね!
ペスト地区:遊歩道の靴
国会議事堂から南へ向かってドナウ川を5分ほど歩くと「遊歩道の靴」があります。
第二次世界大戦中、ハンガリーはナチスドイツの支援を受けた政党が権力を握り、ブダペストのユダヤ人を虐殺した暗い歴史があります。
2,000人のユダヤ人がドナウ川の堤防で射殺され、彼らは射殺される前に靴を脱ぐよう指示されました。
なぜなら当時、靴は高級品だったからです。
鉄製とは思えないくらいリアルに作られていて、履き古した感じまで本物の靴のようです。
ペスト地区:オペラハウス
ペスト地区の有名観光地「オペラハウス」の見学は、事前予約によるツアー参加のみ可能となっています。ツアーの言語は英語とマジャール語です。
ツアーの長さは60分で、ガイドの方がオペラハウスの歴史を丁寧に説明してくれます。
オペラハウスは1884年にオーストリア皇帝でありハンガリー国王を兼ねたフランツ・ヨーゼフにより完成しました。
オーストリアの首都ウィーンのオペラハウスより小さいですが、オペラ鑑賞のチケット代は日本円で7,000~8,000円と比較的安くなっています。
最上階の立ち見席はなんと1,000円。格安の値段設定になっていますよね。
これは多くの人にオペラを体験してもらい、オペラを文化として根付かせることが目的だからとのこと。
運が良ければ舞台のカーテンが開いて、舞台設営の様子を見ることができますよ!
オペラハウス内を一通り歩いて見学した後は、ミニオペラの鑑賞が準備されています。
YouTube動画でミニオペラを紹介していますので、そちらの動画も是非ご覧くださいね。
ブダ地区:マーチャーシュ教会
最初にご紹介するブダ地区の観光地は「マーチャーシュ教会」です。
マーチャーシュ教会は13世紀に建てられたカトリック教会で、オスマン・トルコ支配の時代にイスラム教のモスクに改築されました。
オスマン・トルコ支配が終わるとカトリック教会に戻ったという歴史があります。
正式名称は聖母教会ですが、国の紙幣に肖像が印刷されるほど国民から尊敬されている、マーチャーシュ王が結婚式を挙げたことから、「マーチャーシュ教会」という愛称で呼ばれています。
ここではハンガリー王としてフランツ・ヨーゼフそして皇后エリザベートが戴冠されました。
教会内部は壮麗なフレスコ画で彩られ、ステンドグラスから差し込む光がとても綺麗です。
イスラム特有の幾何学模様の装飾から、オスマン・トルコから支配を受けていたことを感じられますね。
ブダ地区:漁夫の砦
マーチャーシュ教会のすぐ近くには「漁夫の砦」と呼ばれる、ブダペストで人気の絶景スポットがあります。
ドナウ川とドナウ川の奥に広がる、ペスト地区の景色を楽しめる場所で、ネオ・ロマネスク様式の白い建物が特徴的です。
かつて城壁を守ったのが漁師だったことから、漁夫の砦という名前がつけられました。
観光で歩き疲れたら一息つく場所としておすすめです。
ブダ地区:ゲッレールトの丘
ブダペストで最も良い景色が見られる場所が「ゲッレールトの丘」です。
標高235mの丘で、ゴツゴツとしたむき出しの岩肌とそれを覆う緑の木々が独特の景観を作っています。
丘の頂上には19世紀半ばの独立戦争時にハプスブルグ家が作った、高さ14mの自由像と要塞があります。(2023年冬は工事中)
丘を登るのに体力はそこまで必要ありません。観光時間に余裕ができたらぜひ登ってみましょう。
ドナウ川ナイトクルーズ
ブダペスト旅行で一番おすすめなアクティビティが、ドナウ川「ナイトクルーズ」です。
ドナウ川を周回する1時間のコースで、ブラ王宮やドナウ川に架かるいくつもの橋、そして、国会議事堂のライトアップが心を奪われるほど美しいです。
座席指定はないので、遅くとも出発時刻の15分前には到着して窓際の座席を確保しましょう。
ナイトクルーズのチケット代は約2,500円で、ワンドリンクが含まれています。
クルーズから見られるブダ王宮はフン族の王ブダに由来しています。
現在の王宮の姿はとても新しいもので、それほど歴史は感じません。
13世紀に当時の王であったベーラ4世が砦を築いたのが王宮の始まりですが、その後、何度も崩壊と再建を繰り返し、1950年代に再建されたものが現在の姿になっています。
ドナウ川・ナイトクルーズのハイライトは国会議事堂です。
一見、国会議事堂には見えないその姿は「世界で一番美しい国会議事堂」と呼ばれています。
1年を表す大小365本の尖塔を持ち、中央のドームの高さはマジャール人定住の896年に由来した96mになっています。
ドナウ川のナイトクルーズは、間違いなくブダペスト旅行のハイライトですね!
最後に
いかがでしたか?この記事がブダペスト観光を考えている人の役に立ったら嬉しいです。
ブダペスト旅行のより詳しい解説はYouTube動画にしていますので、よかったら参考にしてくださいね。
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