こんにちは。イギリス駐在員のわだけんです。
- 夫の海外赴任が決まり仕事を辞めることになったけど、海外で何をすればいいかわからない
- 帰国後のキャリアのことを考えて、時間のある海外生活中にスキルアップや資格取得がしたい
- 駐在妻の生活が暇すぎて何か新しいことを勉強したい
本日の記事では、上記の悩みを持つ読者の方に、帰国後の再就職・キャリアに役立つおすすめの資格勉強・スキルアップを3つ紹介します。
帰国後の再就職・キャリアに役立つ資格勉強・スキルアップ
現地の言語や英語を習得する
帰国後の再就職・キャリアに役立つスキルアップの一つ目は、現地の言語や英語を習得することです。
駐在妻は、海外生活の環境を生かして現地の言語や英語を話せるようになることが、帰国後の再就職・キャリアで自分の強みになると思います。
例えば、帰国後に就職活動をする場合、夫の海外赴任に帯同したため仕事にブランク期間があることを履歴書に書く必要があるでしょう。
配偶者の海外赴任に帯同した就職希望者を面接する機会はあまり多くないので、面接官から海外赴任先での生活について聞かれる可能性があります。
そこで「新しい環境で多様な価値観に触れた」ことを話すだけでは、少し受け身の印象を与えてしまいます。
可能であれば「知らない土地で外国人と積極的に交流した」ことを伝え、「コミュニケーション能力」を評価してもらえるとベストです。
コミュニケーション能力にはもちろん外国語の運用能力が含まれますので、現地の言語や英語が話せるようになっておくことが大切です。
面接官は海外生活で外国語が堪能になっていると期待するはずなので、帰国後は客観的証明として言語の資格を取っておくと説得力が増します。
もし駐在妻として海外で生活しても現地の言葉や英語が話せるようにならない人は、140年以上の長い歴史を持つ老舗の語学学校ベルリッツを利用して今から勉強するのがおすすめです。
資生堂、トヨタ、JTB、楽天などのグローバル企業が英語研修を任せている学校です。
海外駐在員やその家族の日常英会話を指導した圧倒的な実績とノウハウがあるので、ベルリッツを利用して勉強すれば外国語は話せるようになります。
もちろん、英語以外にも学べる言語は豊富に用意されています。
気になる人は、無料体験レッスンから始めるといいと思います。
もし、ベルリッツを始める勇気を一歩踏み出せない場合は、プログリットで英語学習に関する無料カウンセリングを受けることも一案です。
プログリットは短期間で劇的に英語スキルを伸ばしたい方向けのプログラムで、受講生のTOEICは平均123点、最大425点アップという実績があります。
初めての方には、無料カウンセリングで専属コンサルタントが英語力診断を行い、一人ひとりに合わせた学習計画を設計してくれますので、無料カウンセリングから始めるといいですよ。
日商簿記検定を勉強する
帰国後はオフィスで事務員として働きたいと考えている駐在妻には簿記を勉強するのがおすすめです。
簿記とは、会社のお金・モノの流れや取引を記録し、ある時期にまとめて決算を行い、報告書を作成することです。
会社のお金の流れを知ってもらうために、若手社員に簿記研修を受けさせる会社もあります。
管理、経理、総務、経営企画、人事部門などのバックオフィスもしくは派遣社員として事務員の仕事をしたいという方は、日商簿記検定を取っておいて損はありません。
日商簿記検定を持っていると「簿記が理解できる人材」として就職・転職に有利になるからです。
日商簿記検定の試験日を事前に確認したうえで勉強スケジュールを作成し、帰国のタイミングで試験を受けて合格できれば、海外にいる時間を有効活用できます。
海外で簿記を勉強できるの?と思うかもしれませんが、スマホで学べるオンライン資格講座スタディングを利用すれば海外在住でも問題ありません。
パソコンやタブレット、スマホを使って基礎から実践までしっかり学習できるので、スキマ時間を効率よく使って短期合格が狙えます。
2022年度の簿記講座では、700件以上の合格体験記があり、他校に引けを取らない十分な実績を持っています。
スタディングの簿記講座は、「基本講座」と「スマート問題集」で基礎を固め、「実戦力UPテスト」でさらに練習を積み、「検定対策模試」で合格レベルまで総仕上げをする仕組みになっています。
例えば、簿記3級・2級セットコース[2023年検定対応版]には、以下のような合格に必要な教材がオンライン上にすべて揃っています。
- Webテキスト
- 動画・音声による基本講座
- 解説付きのスマート問題集
- 解法講義付きの実践力UPテスト
- 解法講義付き検定対策模試
大手の専門学校に通わなくても、スマホで学べるスタディングがあれば海外からでも簿記のオンライン講座を受講して合格を手に入れられる時代です。
少しでも興味のある人は、以下の公式ホームページから詳細を確認するといいですよ。
米国公認会計士(USCPA)を取得する
せっかく何年も仕事から離れるのであれば、周りから一目置かれる資格を取得したいと考えている人もいると思います。
そんな向上心の強い駐在妻におすすめの資格は「米国公認会計士(USACPA)」です。
既に英語がある程度得意で何かプラスアルファで専門性を身につけたいと考えている人に特におすすめです。
USCPAは世界的に認知されたプロの会計士の資格のため、Big4を始めとする監査法人はもちろんのこと海外で働くチャンスが大きく広がります。
アメリカ以外にも、国際相互承認協定(MRA)を結んでいるカナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、アイルランド、スコットランド、南アフリカでも「会計士」として働くことができます。
海外で就職することを目指していなくても、帰国後に外資系や日系グローバル企業で働きたい人が「会計を英語で理解できる」とアピールできる知名度の高い資格です。
でも、公認会計士の試験ってめちゃくちゃ難しいんじゃないの...?
たしかに日本の公認会計士は、勉強時間は3,500時間必要で、かつ、合格率はたった10%という超難関資格であることは間違いありません。
しかしUSCPAは、試験を英語で受けるというハードルはありますが、勉強時間は1,500時間程度で、科目ごとの合格率は約50%です。
また、実はUSCPAは会計初学者でも合格できる試験です。
決して簡単な資格ではありませんが、駐在妻がスキマ時間を見つけて勉強すれば、手の届く資格であると言えます。
USCPAは世界各地に試験会場があるので、海外で試験を受けて合格することができます。
少しでもUSCPAに興味を持った方は、国際資格の専門学校アビタスの資料請求(Webパンフレット)やWebセミナーで情報収集から始めてみてください。
無料の資料請求では、2024年開始の新試験制度、学習スケジュール、受験条件、単位取得、試験費用、出題形式、各種割引制度までよくある疑問を丁寧に解説しています。
無料Webセミナーでは、資格取得後のキャリアプランや教材の特徴を説明してくれますし、試験出願の条件になっている大学取得単位の診断まで行ってくれますよ。
※しつこい勧誘・電話は一切ありません
番外編:日本語教師になる
日本語教師になって外国人に日本語を教えたい!という夢をお持ちであれば、ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座を受講するのがおすすめです。
文化庁届出受理講座420時間カリキュラムに対応しているため、未経験から日本語教師を目指せます。
理論科目はEラーニングで、実践科目はオンラインで学習できるので、実は海外在住でも受講できます。
日本語教師養成講座の海外実績は52か国で、修了生の約4割が海外で活躍しています。
日本語教師は国内でも海外でも活躍できる資格なので、時間のあるときに取得しておいて損はありません。
より詳しく知りたい方は、資料請求・デジタルパンフレットDL・無料説明会への参加がおすすめです。
なお、ヒューマンアカデミーには日本語教師養成講座以外にも、キャリアに役立つ様々な社会人向け講座がありますので、興味のあるものは調べてみるといいと思います。
最後に
いかがでしたか?帰国後の再就職・キャリアに役立つスキル・資格の「情報収集だけ」では現状を変えることはできません。
"Today is the youngest you'll ever be"(今日の自分はこれからの人生で一番若い。)
今日何か一つでも行動に移せることがあるといいですね。
なお、日本に帰国後、就職・転職活動をする予定の人は、帰国前に転職サイト(以下記事ご参照)に登録しておくのがおすすめです。
◆関連記事◆【いつから転職活動?】将来が不安な人に伝えたいリスクのない転職準備のすすめ
充実した海外生活が送れるよう、この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。