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【世界で最も美しい街】プラハ旅行の基本情報とおすすめの観光スポット5選を徹底解説

2023年3月12日

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こんにちは。イギリス駐在員のわだけんです。

 

本日の記事では、プラハの旅行に関する基本情報とおすすめ観光スポット5選をご紹介します

 

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プラハ旅行の基本情報

概要

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プラハは「プラハ歴史地区」として街全体が世界遺産に登録されている美しい都市です。

観光に必要な日数は、だいたい2泊3日間あれば主な見どころを全て回ることができます。

 

チェコの公用語はチェコ語ですが、有名な観光地であるプラハは、空港・ホテル・レストラン・観光スポットどこでも英語が通じるので安心してください。

 

チェコの公式通貨はチェココルナでユーロではない点に注意が必要ですが、どこもカード決済が普及しているので、現金・キャッシュを持ち歩く必要はありません。

 

治安はヨーロッパの中では比較的よく、街を歩いていて危険を感じることはありませんが、夜一人で出歩くなどの行動は控えるといいでしょう。

空港から市内への移動

空港から市内まではバスと地下鉄を乗り継ぎ45分ほどで到着します。

乗車券を現地で個別に買うこともできますが、スマホアプリで90分間乗り放題のチケットを購入するのが、割安でおすすめです。

アプリで購入できる90分間乗り放題チケット>>https://cz-portal.com/dpp-ticket-short-term/#toc7

 

空港から119番線のバスに乗り、そのまま終点で下車します。

バスを降りたら、近くの階段を降って地下鉄に乗り換えます。

 

プラットフォームの1番線からプラハ中心地に向かう電車へ乗車します。(簡単ですね!)

ホテル

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プラハは日本の都市とは比較にならないほど小さな街なので、中心地に宿泊すれば徒歩のみで主要な観光地を巡ることができます。

私はカレル橋から徒歩30秒の場所にあるホテルに宿泊しました。

 

窓が二重になっていて、騒音対策が完璧で街の中心地にありながら、夜も全く音がしなかったので熟睡できましたよ。

キッチンや洗濯機も自由に使えたので長期滞在する方には特にオススメです。

 

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【宿泊ホテル】
Pension Karlova

レストラン

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チェコは国民一人当たりのビール消費量が世界一です。私のおすすめは、140年以上の歴史をもつ伝統のチェコビール「スタロプラメン」ですね。

 

グラスに注いだときの美しく輝く黄金色も魅力のひとつで、視覚でも楽しみながら麦芽の甘味とホップの苦味による複雑でバランスのよい味わいを楽しめます。

 

チェコは海に接していない内陸国なので、メインに肉料理を注文することが多いです。

 

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【オススメのレストラン】
Beer Restaurant U Zlateho Hada
Bohemia Restaurant
Kogo Havelska ristorante

 

おすすめの観光スポット5選

カレル橋

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プラハはモルダウ川が街の真ん中に流れていて、カレル橋は右岸と左岸を結ぶ橋の中で最も古いです。

カレル4世の命令で1357年に建設が始まり、完成したのは次のヴァーツラフ4世時代の1402年でした。

 

橋の長さは520m、橋の両側には30体の聖像彫刻が並びます。

その中でも特に人気なのが「聖ヤン・ネポムツキー」です。

 

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カレル橋から実際に突き落とされ、殉教したボヘミアの守護聖人で、台座の図柄に触れると幸福になるという言い伝えがあるため、像の前は観光客で賑わいます。

 

ネポムツキーの頭の周りにある 5つの星は、王様から王妃の懺悔内容を明かすよう求められたことを断ったネポムツキーが、川に投げ込まれて死体となって浮き上がった時に、水面に不思議な星が5つ現れたことに由来しています。

 

プラハ城

カレル橋を渡ってプラハ城に向かって15分くらい歩くと、プラハ城に到着します。

城の近くになると長い坂道がありますので、歩きやすい靴を履いていくのをおすすめします。

 

長い坂道を登り切ると、プラハを一望できる良い眺めを堪能できます。

 

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プラハ城はボヘミア王家の旧王宮と宗教施設が複合した世界でも最大規模の城です。

 

現在は大統領が執務を行う場となっており、衛兵が門を守っています。

衛兵交代式は毎日正午に行われますが、衛兵は1時間ごとに交代します。

 

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プラハ城は手荷物検査を受ければ誰でも無料で入れますが、観光名所は別料金を払う必要があるので、観光案内所でチケットを買いましょう。

 

プラハ城の主な見所は3ヶ所あります。

  1. 聖ヴィート大聖堂
  2. 旧王室
  3. 黄金の小路

 

1つ目は、聖ヴィート大聖堂、チェコが誇る最高傑作のゴシック様式の建築物で、地下にはチェコの代々の王様が眠っているとても神聖な場所です。

建築に費やした時間はなんと600年で、1929年に完成しました。

 

大聖堂の見所は1931年に完成したミュシャのステンドグラスです。

日本語ではミュシャと呼ばれていますが、チェコでは「ムハ」と発音するのが正しい呼び方です。

 

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ステンドグラスのテーマはミュシャの生涯の関心事であるスラヴ人に由来していて、窓のフィールドを多くのシーンに分けています。

 

中央の赤い服を着た少年はチェコの守護聖人「聖ヴァーツラフ」で、ミュシャの息子イジーをモデルにして描いたという逸話があります。

 

また聖ヴァーツラフに自然と注目が集まるよう、中心部は暖色、周りは寒色を使用しています。

ステンドグラスの下部にはミュシャが制作時に融資を受けていた会社の名前が書かれています

ステンドグラスの雰囲気に溶け込んだデザインとなっているので、スポンサー名が入っているようには見えませんね。

 

2つ目は、旧王室で、大きな広間は長さ62m、幅16m、高さ13mと当時の中央ヨーロッパでは教会以外で最も大きかったそうです。

 

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ここでは商人たちが絹織物など高級な品物を売買し、また騎馬試合も行われました。

 

騎士たちが馬にまたがった状態で入れるように、外からの階段は馬の歩幅に合わせて幅広く造られています。

 

ホールの右手に突き出た部分には、17世紀前半に起きた30年戦争を引き起こしたプラハ窓外放出事件の現場があります。

 

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プロテスタント信者への締め付けが厳しくなったプラハで、これを不満としたプロテスタント貴族たちがプラハ城へ詰めかけ、政務官と書紀を窓から放り投げたのです。

幸い堀を埋めていた落ち葉のお陰で命拾いし、ウィーンへ逃げ帰って皇帝に報告したため30年戦争が勃発しました。

 

3つ目は、黄金の小路で、16世紀に神聖ローマ皇帝ルドルフ2世が錬金術師を集めたという伝説から、黄金の小路と名付けられました。

 

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現在は工芸品やガラス製品のショップになっていて、変身で有名な作家 カフカが仕事場として利用していた小屋もあります。

小屋の番号は22 番で現在は様々な言語に、翻訳されたカフカ作品が売られていますよ。

 

旧市街広場

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プラハ城から30分歩くと、旧市街広場に到着します。

旧市庁舎の時計台はプラハのシンボル的存在で、9時から23時の1時間ごとに12使徒が現れるからくりショーが人気です。

 

2つの扉から片方6体ずつ、合計12体のイエス・キリストの弟子の人形が交互に現れます。

この広場では、1415年に宗教改革者のヤン・フスが火炙りにされたり、1918年には国家独立を要求する市民のデモが行われたりと、チェコの歴史に深く関わってきた場所です。

 

現在もかつての建物が残り、朝から晩まで観光客で賑わう観光の拠点になっています。

 

ミュシャ美術館

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チェコを代表する世界的な画家アルフォンス・ミュシャは、ミュンヘンとパリで絵画を学び1894年にフランスの人気女優サラ・ベルナールから依頼を受けて『ジスモンダ』のポスターを手掛け、一夜にして世界的人気アーティストになりました。

 

美術館にはパリに住んでいた1887年から1904年の作品を中心に展示されています。

 

館内ではミュシャの生涯を紹介する、30分間のドキュメンタリーが上映されているので、映像を最初に見てミュシャに対する理解を深めてから、作品をじっくり鑑賞するのがおすすめです。

 

市民会館

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市民会館は代表的なアール・ヌーヴォー建築です。

見学はツアー参加のみとなっていて、ミュシャの特別展が2020年8月から2024年3月まで開催されているので、興味がある方は見学ツアーと特別展のセット券を窓口で買うのがお得です。

ツアーの所要時間は1時間、スタッフによる英語のガイドがついています。

ミュシャ特別展>>https://www.obecnidum.cz/en/exhibitions/imucha/

 

市民会館は1383年から1484 年の中世時代に当時のボヘミア王候貴族が居住していた宮廷でしたが、その後17世紀には聖職者のための神学校となり、19世紀後半には土官学校となりました。

1902年から1903年にかけて建物がとり壊され、1905年から1912年の間にチェコの文化を象徴する壮大な建物が完成したのです。

 

市民会館の中央に位置するのがスメタナ・ホールです。

 

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作曲家のスメタナに由来していて、プラハ交響楽団の本拠地でもあります。

1200名を収容できる客席があり、ホールでは毎年100回以上コンサートが行われています。

 

ステージの上のパイプオルガンはロマン派のもので、4814本のパイプからなり、その本数から世界最大のオルガンのひとつです。

 

ちょうど正面玄関の真上に位置するのが市長ホールです。

市民会館の中でも造形美術的に、最も印象的な内装を持っています。

 

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その装飾はすべてミュシャのものです。

ホールの上部全体壁から天井にかけては、国民の根底にある伝統や歴史を彷備とさせるスラブ民族の団結がテーマになった絵画で覆われてます。

 

スラヴの団結という名をもつ天井の壁画は、スラヴ民族の人々の営みが円形に描かれており、その空の中央には翼を広げて人々を守っている大きな鷲の姿が見えます。

 

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孔雀をモチーフに贅沢に刺繍を施したカーテンも、ミュシャの典型的な装飾デザインです。

 

ミュシャはチェコに対する愛国心がとりわけ強く、この市民会館建設に関わる作品・デザイン作成の依頼も、あまりに大きな作業であるにもかかわらず無償で引き受けたそうです。

 

最後に

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いかがでしたか?この記事がプラハ観光を考えている人の役に立ったら嬉しいです。

 

プラハ旅行のより詳しい解説はYouTube動画にしていますので、よかったら参考にしてくださいね。

 

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ヨーロッパの長時間移動中は読書がしたい人にもおすすめです。

 

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