こんにちは。イギリス駐在員のわだけんです。
- 慣れない海外で駐在妻として生活するのが辛いし孤独。。
- キラキラした駐在妻をイメージしていたのに全然勝ち組じゃない。。
- 駐在妻同士のお付き合いやヒエラルキーがストレス。。
本日の記事では、夫の仕事の都合で海外に来たものの、孤独でストレスを抱えた駐在妻に「ストレスの原因と具体的対処法」をアドバイスします。
駐在妻の抱えるストレスは大きい
日本から離れて異国の地にやってきた駐在妻が抱えるストレスは想像を絶します。
日本の慣れ親しんだ環境や人間関係を手放し、知り合いが一人もいない外国で生活するわけですからめちゃくちゃ大変ですよね。
食材を買いに近所のスーパーに行く、郵便を出しに郵便局に行く、大家さんに家のメンテナンスの相談をする…
日本では簡単にできていたことが、外国では上手く行かないことも多いです。
家から離れて外出するだけでもストレスが溜まります。
周りの治安が気になってリラックスできないこともありますよね。
また、仕事のある夫や学校のある子どもと違って、駐在妻にはコミュニティに所属しないことがほとんどです。
現地の言葉を流ちょうに話せなければ、簡単に友達を作ることさえ難しいと思います。
ぶっちゃけ近所付き合いですら苦労しますよね。
そんな駐在妻がしんどいと感じる言葉があります。
👉「今日は何をしていたの?」
→(特に昨日と変わったことはしてないけど…。)
👉「友達はできた?」
→(友達を作るきっかけすらありませんけど…。)
👉「仕事はどうするの?」
→(仕事を辞めて外国に来たんだよ…。どうしろっていうの。)
何気ない挨拶のような質問だとわかっていても、結構ストレスに感じますよね。
「聞かないでほしい。」というのが本音だと思います。
駐在妻同士なら分かり合えるかというと、そうでもないのが現実だったりします。
夫の自慢をしてくる人、マウントを取ってくる人、性格が合わない人…色々いますよね。
日本人の友達も少なくて孤立している駐在妻もいると思います。
もはや毎日きちんと家事をしているだけでも褒めてほしいくらいですよね。
家事をするだけで「100点満点」なのは間違いありません。
外国で生活するストレスと闘いながら妻の仕事をしているわけですから。
でも、周りはそんな気持ちをわかってくれる人ばかりではなかったりします。
このように「キラキラ海外生活」とは真逆の孤独な生活に
悩んでいる駐在妻は意外と多いのではないでしょうか。
駐在妻のストレスの真の原因
駐在妻がしんどいと感じる原因をあえてハッキリ言わせてください。
それは「暇であること」です。もっといえば「退屈であること」です。
そう指摘すると嫌な顔をする方もいるかもしれませんがこれは的を得ています。
実は「暇であること」はめちゃくちゃ健康に悪いです。
実際、暇によって様々な精神的な不調を起こしやすくなります。
- ネガティブな思考に陥る
- 過去の嫌な出来事を思い出す
- 自己肯定感が失われる
- 眠りの質が悪くなる
達成すべき目標がなく、毎日のルーチン以外にやるべきことがなく、
なんとなく日々を過ごすことは想像以上に不健康です。
一日中考える時間があると、「過去の嫌な記憶」や「周りの噂話や批判」が気になって仕方がなくなります。
「夫の態度」「子供の悩み」「駐在妻との人間関係」のストレスは、
実は無視できる程度なのに、「時間があること」が小さな悩みを大きくします。
駐在妻のストレス対処の第一関門は、「自分のストレスは暇や退屈からきている」と自覚することです。
駐在妻がストレス生活から脱する方法
駐在妻のストレスの真因が「暇や退屈」なのであれば、それを紛らわせる行動が有効です。
「何か夢中になれるもの」があれば「雑音」は気にならないものです。
ここからはストレス生活を脱するための具体的な行動を紹介していきます。
転職・キャリアに有利な資格を取得する
帰国後は働こうと考えている駐在妻には資格の取得がおすすめです。
ジェネラリストよりスペシャリストを求める現代で「差別化できる専門性」は大切です。
一念発起して「新しいスキル」を身につけてみませんか。
やってみたら意外にも自分の性格・気質に合っていた!という発見があるかもしれません。
帰国後はオフィスで事務員として働くイメージを持っている駐在妻には、手始めに簿記を勉強するのがおすすめです。
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難易度が高く周りから一目置かれる資格を取得したいと考えている駐在妻もいると思います。
そんな向上心の強い駐在妻におすすめの資格は「米国公認会計士(USACPA)」です。
USCPAは世界的に認知されたプロの会計士の資格のため、Big4を始めとする監査法人はもちろんのこと海外で働くチャンスが大きく広がります。
アメリカはもちろんのこと、国際相互承認協定(MRA)を結んでいるカナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、アイルランド、スコットランド、南アフリカでも「会計士」として働くことができます。
海外で就職することを目指していなくても、帰国後にグローバル企業や外資系で活躍したい人が「会計が英語で理解できる」ことをアピールできる知名度の高い資格です。
実際にUSCPAを取得した人は、BIG4含む監査法人、税理事法人・会計事務所、コンサル、金融、商社、事業会社など様々な業界への転職を成功させています。
転職成功事例の記事を読んでいただければ、多くの実績が出ていることが確かめられます。
でも、公認会計士の試験ってめちゃくちゃ難しいんじゃないの...?
たしかに日本の公認会計士は、勉強時間は3,500時間必要で、かつ、合格率はたった10%という超難関資格であることは間違いありません。
しかしUSCPAは、試験を英語で受けるというハードルはありますが、勉強時間は1,500時間程度で、科目ごとの合格率は約50%です。
また、会計初学者でもUSCPAは合格できる試験です。
決して簡単な資格ではありませんが、駐在妻がスキマ時間を見つけて勉強すれば、手の届く資格であると言えます。
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英会話に本気で取り組む
外国生活を始めてから本気で英会話に取り組んできたでしょうか。
生活当初は頑張っていたけど、今はあまり努力していない…
ということであれば、それはもったいないことです。
「英語を話せるようになる」ことは自己肯定感を向上させます。
外国で生活していて自分の成長を実感できるからです。
英会話を諦めてしまったのは、勉強の仕方が良くなかったからかもしれません。
ご自身の努力が足りなかったのではなく、
自分に合う英語勉強法に出会えなかっただけかもしれないのです。
海外で生活を送る駐在妻におすすめの英語学習法は、
◆関連記事◆【駐在前でもOK】英語が話せるようになりたい駐在妻におすすめの英語勉強法【本気】
で紹介しているので、よかったら参考にしてください。
副業で仕事をする
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少しは仕事をした方が生活にメリハリが生まれますし、報酬を受け取ることで自己肯定感も上昇します。
やればやるほどスキルは向上するので、帰国後も経験が役に立ち、いいこと尽くしですよ。
最後に
いかがでしたか?この記事が外国生活がしんどいと感じる駐在妻の方の参考になったら嬉しいです。
みなさんの駐在生活が充実したものとなるよう心から願っています。
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