こんにちは。会計英語アカデミー運営者のわだけんです。
「海外駐在員の英会話」シリーズでは、イギリス駐在員(TOEIC 900超)がイギリス人ネイティブから学んだ、ビジネス英語・日常英会話をわかりやすく丁寧に解説します。
実際のネイティブとの会話はもちろんのこと、TOEIC・英検対策にも役に立つ内容になっています。
一日10分間の学習でコツコツと語彙を増やし、英語力を伸ばしていきましょう。
2ヶ月で英語が話せるようになる【This is 英会話】
【This is 英会話】なら、英会話スクールや留学に行かなくてもアメリカ人150人のカンペなし自然な英会話を聞くことで、ネイティブと何度も会話する感覚で学べます。パソコンやスマホで1日10分の学習からスタートOK。たった2ヶ月で英語が話せた・ネイティブの英語が聞こえた人が続出しています。
空港で役立つ英会話表現
海外の空港でチェックインや遅延などのトラブルに逢ったとき、空港スタッフとのコミュニケーションで上手く英語が話せなくて困った経験はありませんか?
こちらの言いたいことを伝えられても、空港スタッフの英語が聞き取れないこともありますよね。
それはあなたの英語力に問題があるのではなく、空港でよく使われる英語表現に慣れていないだけかもしれません。
イギリス駐在の経験から
実際のリスニングやスピーキングに対応できるようになるには、まずは経験値を積むことが大切です。
シチュエーション別にネイティブの英会話を学習することで、相手の受け答えを予想したり、話す内容を事前に準備したりすることができます。
実際のネイティブの表現が最強の英語教材です。それでは早速行ってみましょう!
空港でチェックインするとき
空港に到着したら、まずはチェックインカウンターでチェックインを行います。
初めての空港ではカウンターの場所がわからず迷ってしまうかもしれません。
そんなときは、近くのスタッフに聞いてみましょう。
すみません、ブリティッシュ・エアウェイズのチェックインカウンターはどこですか?
チェックインカウンターは、check-in counter/deskといいます。
無事カウンターに到着したら、笑顔で挨拶します。まず初めに、スタッフから行き先を聞かれます。
本日はどちらまで?
次のように最終目的地を聞かれることもあります。
最終目的地はどこですか?
答え方はシンプルで「〇〇に行きます」と言いましょう。
ロンドンに行きます。
最近はオンラインでの事前チェックインサービスが進んでいます。
その場合、オンラインでチェックイン手続きが終わっているか、聞かれるかもしれません。
すでにオンラインでチェックインされていますか?
はい。/いいえ。
このあたりでパスポートの提示が求められます。
パスポートをお預かりしてよろしいですか?
どうぞ。
行き先と本人確認が終わったら、荷物の預け入れ(チェックイン)に進みます。
預け荷物はございますか?
この荷物一つです。
荷物を重量計に載せてください。
わかりました。
手荷物しかない場合は、No, I only have a carry-on bag.(いいえ、手荷物のみです)のように答えます。
預け荷物は、重量オーバーになっていないか確認するために、はかりに載せるよう指示があります。
placeは「置く」、scaleは「はかり、重量計」という意味です。
万が一荷物が重量オーバーになったら、例えば次のように伝えられます。
すみません、こちらのバッグは重量オーバーです。上限は20kgです。
重量オーバーはbe overweightと表現します。
荷物を一部取り除くか、上限を超えた部分のお支払いが必要です。
荷物を捨てられず、上限を超えた部分を支払う場合はHow much is the excess?と値段を聞きましょう。
チケット予約時に希望の席を確保できず、カウンターで席の空き状況をもう一度確認したいときは、次のようなフレーズが便利です。
できれば窓側の席がいいのですが、席を変えてもらうことはできますか?
他の席が空いているか確認しますね。できますよ。
ありがとうございます。
窓側の席はwindow seat、通路側の席はaisle seatといいます。
旅の途中で乗り継ぎがある場合、荷物が直接最終目的地に行くか確認することもできます。
香港で乗り継ぎがあるのですが、荷物を受け取る必要がありますか?
いいえ、荷物はロンドンに直接届きます。
一通り手続きが終わったら、最後に搭乗券をもらいます。
搭乗券をお渡しします。搭乗口A9から10:30に搭乗開始です。席番号は35Aです。
手続きは以上です。良い旅を。
チェックインが終わったら、Thank you very muchとお礼を言って、保安検査・手荷物検査(セキュリティー)に移動します。
トラブルが発生したとき
悪天候や飛行機のトラブルなどで、飛行機の欠航や遅延に遭遇することがあります。
日本語でも対応に戸惑ったり焦ったりするので、海外で英語がわからないとパニックになるかもしれません。
そんないざというときに備えて、どのような英語表現でトラブルに対応すべきか学習していきましょう。
まずは飛行機が遅延しているときの表現です。遅延は英語でbe delayedと表します。
申し訳ございません。フライトが少なくとも2時間遅延しています。
そんなときは、現時点での見積り離陸時間を聞いてみましょう。
いつごろ離陸する予定ですか?
現時点では、10:30ですね。ご迷惑をおかけしております。
フライトがキャンセルになることは稀に起こりますよね。
次のフライトがいつなのか、近くにホテルはあるのかなどを質問できる準備をしましょう。
申し訳ございませんが、ご搭乗予定の飛行機は悪天候のためキャンセルになりました。
「キャンセルされた」は英語でそのままbe cancelledと表現します。
キャンセルがわかったら、あせらずに自分の状況を伝え、次のフライト情報を入手しましょう。
明日の夜にロンドンにいないとダメなんです。次のフライトはいつですか?
確認しますね。
明日の午後出発のフライトにスイッチできますよ。
午後のいつですか?
ここを2時に出て、5時に着きます。
それで大丈夫です。
フライトを再予約してもらったら、改めて搭乗チケットをもらいましょう。
こちらが控えです。
近くで宿泊する必要があれば、ホテルがないか聞いてみましょう。
空港の近くにホテルはありますか?
はい、もちろんです。カスタマーサービスセンターに行くと、ホテルや食事のクーポン券をもらうことができます。
セキュリティを通るとき
保安検査・手荷物検査では、事前に持ち込みが禁止されているものをチェックしておくと、スムーズに通過することができます。
また、検査での流れは決まっているので、どのような指示があるか想定していれば問題なくクリアできるので安心してください。
なにか液体のものを持っていますか?
いいえ、持っていません。
万が一、許容量を超える液体を持っていたら、次のように没収されてしまいます。
こちらのボトルは回収させていただきます。100ml以下の容器しか持ち込めないので。
ボディチェックや手荷物検査では次のような指示があるので、よく聞いて従いましょう。
こちらに素早く移動してください。ポケットは空にしてくださいね。また、パソコンは別のトレイに入れてください。
多くの人が並んでいるときは、矢継ぎ早に指示が飛んできます。
「ポケットは空に」「パソコンは別のトレイに」「靴は脱いで(take off your shoes)」などは想定しておきましょう。
ボディチェックは自分の番になったら、次のように指示があります。
こちらに来てください。床のマークの上に立って、腕を頭の上にあげてください。
ポケットに何か残していると、機械のスクリーニングに引っ掛かります。
そして、中のものを取り出してトレイに入れるように指示されるでしょう。
ポケットに何か入っていますか?
はい、カギやカードですね。
トレイに入れてもう一度きてください。
問題なくスクリーニングが終われば、進んでいいと合図があります。
終わりました。よいフライトを。
You’re all setは「すべて問題なく終わったので、進んでいいですよ」という意味でよく聞くフレーズです。
セキュリティーをクリアすれば、あとは搭乗時間まで待つだけなので一安心ですね。
飛行機の中にいるとき
飛行機は安全なフライトのために乗客が守らなければならないルールが様々ありますね。
室内アナウンスで指示がありますが、基本的な項目は英語表現を知っておくと便利です。
基本的な室内アナウンス
- fasten your seat belt(シートベルトを締める)
- stow your tray table(テーブルを収納する)
- raise your window blind(窓のブランドを上げる)
- move your seat back to the upright position(シートを垂直に戻す)
- stow your luggage in the overhead locker/bin or under the seat in front of you(荷物を頭上の荷物入れ、もしくは目の前の席の下に収納する)
fastenは「(シートベルトなどを)締める」、stowは「収納する」、upright positionは「垂直に」、overhead locker/binは「頭上の荷物入れ」という意味です。
お客様の荷物を頭上に収納してもよろしいですか?
非常口のある列に座っているので、床に荷物を置けないんです。
また、離陸に向けて席の背もたれを戻していただく必要があります。
フライト中は、シートを倒たり、荷物を降ろしても構いません。
入国審査のとき
入国審査では「入国の目的」「滞在先」「滞在期間」などが聞かれます。
落ち着いてしっかりと受け答えすることが大事なので、心配であれば質問に対する答えを用意しておくことをオススメします。
入国の目的は何ですか?
仕事のミーティングがあります。
どこでミーティングがありますか?
ロンドンの市役所です。
どのくらい滞在しますか?
金曜までです。
一通り質問に答えて問題がなければ、国によっては指紋を取るために右手をスキャンしたり、写真を撮るためカメラを見たりなどの手続きがあります。
スキャナーに右手をのせてください。
それではこちらのカメラをみてください。
ありがとうございます。滞在を楽しんでください。
空港で使える英語表現を映像・音声付きで学びたい方は、Easy EnglishのAt the Airportがオススメです。
学習の最後に
英語力の土台にあるのは『語彙力の強化』です。語彙力を強化すれば、「読む・聞く・話す・書く」のすべての能力が底上げされます。
「塵も積もれば山となる」です。一緒にコツコツ頑張っていきましょう。
洋書で英語フレーズを学びたい方には、様々な洋書が読み放題になるKindle Unlimitedへの加入がおすすめです。例えば、世界的人気を誇るハリーポッターシリーズが無料で読めるようになりますよ。
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